2_微分法§1 導関数 $y=f(x)$を開区間(a,b)で定義された関数とする。$x \in (a,b)$を固定して$$\displaystyle \lim_{h \to 0}\frac{f(x+h)-f(x)}{h}$$が存在するならば$f(x)$は$x$に... 2020.12.072_微分法
2_微分法§2 微分法の公式 ある区間で$u=f(x),v=g(x)$が微分可能ならば、その区間で$u$と$v$の和・差・積・商も微分可能で、その導関数は次のようになる。(1) $(ku)' = ku'$ ($k$は定数) (2) $(u+v)' = u' + ... 2020.12.102_微分法
2_微分法§3 高次導関数 $y=f(x)$の導関数、$f'(x)$がある区間で微分可能ならば、$(f'(x))'$が定まる。これを$f''(x),y'',d^2y/dx^2$などと書き、$f(x)$の第2次導関数という。同様に第3次、第4次、$\cdots$の導関... 2020.12.122_微分法
2_微分法§4 平均値の定理 (Rolleの定理) で定義された関数$f(x)$が、で連続で、(a,b)で微分可能、かつ$f(a)=f(b)$ならば、$f'(\xi)=0,a<\xi<b$となるような$\xi$が少なくとも1つは存在する。 ... 2020.12.142_微分法
2_微分法§5 Taylorの定理 (Taylorの定理) で定義された関数$f(x)$について、$f^{(n-1)}(x)$がで連続で、$f^{(n-1)}(x)$が(a,b)で微分可能ならば$$ f(b)=f(a)+f'(a)(b-a)+\frac{f''(a)}{2... 2020.12.152_微分法
2_微分法§6 不定形の極限値 極限値が$\displaystyle \frac{0}{0},0^0,\infty - \infty,\frac{\infty}{\infty}$と表されるとき、不定形という。不定形の極限値を求めるときは次の定理がよく用いられる。 ... 2020.12.162_微分法
2_微分法§7 無限小 極限において0になるような関数を無限小という。いくつかの無限小があるときに、それらの0に近づく速さが問題になる。たとえば$x \rightarrow 0$のときに$x^2とx^3$を比べると$x^3$のほうが速く0に収束する。 $x... 2020.12.222_微分法
2_微分法§8 関数の増減・凹凸 次の定理は関数が単調増加(単調減少)であるための必要十分条件となる。 で連続で、($a,b$)で微分可能な関数$f(x)$がで単調増加(または単調減少)であるための必要十分条件は、($a,b$)において常に$f'(x) \geqq... 2020.12.232_微分法
2_微分法§9 関数の極大・極小 $x_0$の近傍で定義された関数$f(x)$について、十分小さな任意の$h \neq 0$に対して$f(x_0) >f(x_0+h)$が成り立つならば、$f(x)$は$x_0$で極大になるといい、$f(x_0)$を極大値という。$f... 2020.12.232_微分法
2_微分法§10 曲率、伸開線、縮閉線 $f(x)$は2回連続微分可能とする。2点 $P(x,f(x)), Q(x+h,f(x+h))$における接線が$x$軸の正の向きとなす角をそれぞれ、$\theta(x), \theta(x+h) (ただし|\theta(x)|<\p... 2020.12.282_微分法